masarinoブログ

アレコレブログ

気になるアレコレを掘り下げます。

未熟児養育医療ってご存知ですか?


f:id:masarino:20190615115110j:image

未熟児養育医療とは。


出生時の体重が2,000g以下、
または身体の発達が未熟なまま生まれ、
入院による養育が必要とする子どもに対して、その治療に必要な医療費の一部を助成してくれる制度です。 

 

 


私はこの制度に救われた1人です。
我が子も2000g以下の未熟児として産まれました。
今ではむっちむちの元気な子ですがw
産まれてすぐから1ヶ月間
NICUにお世話になりました。


NICUとは日本語だと、
新生児特定集中治療室といって、
簡単に言うと未熟児、早産児、低体重児を専門に扱う治療室です。
コウノドリというドラマで知名度があがりましたよね。

コウノドリ コミック 1-26巻セット

コウノドリ コミック 1-26巻セット

 

結論から言うと、1ヶ月間NICUに入院し、

退院時に実際窓口で払った費用は、

なんと!1万円でおつりがくるくらいでした。


おむつ代、ミルク代などの保険では

まかなえない部分です。

それだけです。1ヶ月入院して。

すごくないですか?


しかし実際の額面上の金額は、、、




なんと300万円!!!

目玉飛び出るかと思いましたよ。


そのほとんどが国からの助成。

本当に日本に産まれてよかったー!!!
と心から思いました。


自分の子供のことですから、例え借金まみれになったってどうにか救ってあげたいと思うのが心情じゃないですか?
この助成金がなかったらと思うと、、、
恐ろしいです。
助成金のおかげで1万円ですもん。
本当にありがたい話です。

 


それでは実際にした手続きの流れはこんな感じ。


子供が産まれる。

役所で色んな手続き。
例えば出生届、児童手当申請、子供医療費申請等の一般的なやつ

その後しばらくすると

子供のマイナンバーカードが届く。

そのマイナンバーカードを提出して、
保険証の申請を出し、届くのを待つ。

そして役所に申請しにいくという流れです。


実際には他にもいくつか必要な書類がありますが、申請を出す時にしっかりと教えてくれるので安心して下さい。


まだ申請が終わってない段階で、赤ちゃんの退院が決まってもご心配なく!


いきなり300万円請求されることはないと思います。
私の場合は退院時に預かり金として1万円預けて、
申請が無事に受理されてから、
後日受給者証を窓口に持っていき精算となりました。
ちなみに1万円預けていたので、追加の支払いは無く、おつりがきました。


これはあくまで私の場合の話ですが。


今回とにかく私が伝えたかったことは
日本の医療制度はすごい!
ということでした。


もしこれから子供が産まれて、NICUにお世話になってしまうことがあっても、皆さん安心して下さいね。
しっかりとした制度で守られていますので。
ありがとう日本!!!
素晴らしきかな日本!!!